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| 馬名 |
競走日 |
競馬場 |
距離 |
斤量 |
馬場状態 |
走破タイム |
| ハヤイノグルーブ |
5月1日 |
直線が長いA競馬場 |
芝・1800m |
58.0 |
最終週の芝がはげて凸凹の馬場 |
1:47:0 |
| ドッチブリザード |
6月1日 |
坂が多いB競馬場 |
芝・2000m |
54.0 |
開幕週のグリーンベルトの絶好の馬場 |
2:01:0 |
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さて、前走の競走成績が上記のような2頭が次走、同じレースに同じ斤量で出走した場合にどちらが勝ちそうなのかを
簡単な数値で比較するために「PM指数」を使います。ということでPM指数の説明にまいりましょう!!
(ざっくりとした概念をお伝えしたいのでここではあまり細かい話はやめますね。)
2頭の比較ならば「ハヤイノグルーブ」と「ドッチブリザード」を比べればどっちが能力が上なのかわかるのですが、
本来は十数頭での比較になるため、比較の基準となる馬「ヘイキングオー」を設定します。この「ヘイキングオー」は
すべてのコース・距離を平均タイムで走りぬく能力を持っています。
すべての比較はこの「ヘイキングオー」と行うのですが、
それにはまず「ヘイキングオー」に以下の競馬場の基準距離の1600mを走ってもらいます。
・直線も坂も普通のK競馬場:95秒
・直線が長いA競馬場:94秒
・坂が多いB競馬場:96秒
A競馬場はK競馬場と比較すると「94秒/95秒=0.99」となり、A競馬場の1秒の差はK競馬場の0.99の価値があります。
同じように
B競馬場はK競馬場と比較すると「96秒/95秒=1.01」となり、B競馬場の1秒の差はK競馬場の1.01の価値があります。
※これは同じ1秒の差でも平坦な道を走った場合と坂道を走った場合ではその価値は違うという指数です。
次に「ヘイキングオー」にA競馬場の1800mとB競馬場の2000mを走ってもらいます。
・A競馬場の1800m:108秒
・B競馬場の2000m:122秒
A競馬場の1800mのタイムと1600mのタイムを比較すると「94/108=0.87」となり、
1600mの1秒の差は1800mの0.87の価値があります。
B競馬場の2000mのタイムと1600mのタイムを比較すると「96/122=0.79」となり、
1600mの1秒の差は2000mの0.79の価値があります。
※これは同じ1秒の差でもマラソンを走った場合と100mを走った場合ではその価値は違うという指数です。
この状況で「ハヤイノグルーブ」と「ドッチブリザード」の競走を見てみましょう
| 馬名 |
競馬場 |
距離 |
走破タイム |
タイム差※ |
コース指数 |
距離指数 |
指数 |
| ハヤイノグルーブ |
直線が長いA競馬場 |
芝・1800m |
1:49:0(109秒) |
1秒(108秒-107秒) |
0.99 |
0.87 |
0.86(1×0.99×0.87) |
| ドッチブリザード |
坂が多いB競馬場 |
芝・2000m |
2:03:0(123秒) |
1秒(122秒-121秒) |
1.01 |
0.79 |
0.88(1×1.01×0.79) |
※これは「ヘイキングオー」が同じ競馬場で同じ距離を走った場合とのタイム差です。
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「ハヤイノグルーブ」と「ドッチブリザード」は共に「ヘイキングオー」より1秒早く走ったのですが、
この1秒はコース指数と距離指数によって同じ土俵での比較できる指数となり、
結果「ドッチブリザード」の方が能力が上だという事が分かります。
PM指数の基本概念は上記のような概念で算出してますが、これだけではPM指数にはなりません。
PM指数にはこの他いろんな要素を取り入れています。
・コース状態によるタイム差
同じ競馬場の良馬場と不良馬場の違いや、良馬場でも開幕週と最終週では違うという要素。
・斤量によるタイム差
斤量の違いよって発生する要素。過去の統計から1キロの違いによるタイム差を算出。
・その他レースに関するタイム差
レースのペースや着順によってもその価値は違ってくるという要素。
これらの要素をすべて取り入れて弾き出した指数がPM指数なのです。
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